2つの「放棄」~相続放棄と遺留分の放棄~
 みなさん、こんにちは。
相続アドバイザーの今井絵美です

先週は、当事務所主催の「企業法務セミナー」
の記念すべき第10回目が開催され、私も参加してきました
企業法務セミナー 

テーマは、「CSR経営におけるクレーム対応のポイント」

1月15日には、広島商工会議所主催の、クレーム対応講座
参加してきたので、立て続けに一つのテーマについて
考えることができ、とてもよい時間が過ごせました。

「クレームはアドバイス」と考えて、誠実に対応することの
大切さを学びました。

また、通常、2時間のセミナーを開催しているところ、
セミナーを1時間にして、懇親会を企画したのです。
セミナーに足を運んでくださった方にしっかり感謝の気持ちを
伝えたり、率直にセミナーの感想を聞くことができたり、
セミナーとはほとんど関係ない「飲みニケーション」の
話が盛り上がったり!?と、大満足の会でした

ご参加いただいた方々からも好評をいただいたので、
10回記念に限らず、このような機会を増やせれば、と考えて
います。

気になった方、ぜひご参加くださいね。
次回は5月22日の開催予定です。

--------

今日は二つの「放棄」を比べてみようと思います。

「相続放棄」「遺留分の放棄」


前者「相続放棄」の方が、ご存知の方が多いのではないでしょうか。

「相続放棄」とは、亡くなった方に多額の負債があるなど、
 相続すると借金を背負ってしまう場合に、手続きをすることで
「最初から相続人でなかった」ことになる制度です。
 

一方、遺留分の放棄は、遺言の内容に関わらず
相続人に対して保護された一定割合の相続分」を放棄
することを指します。

自らの権利を放棄する、という意味では似ていますが、
全く異なる制度です。

大きく異なるポイントとして、生前に放棄できるか否か、があります。

遺留分の放棄は、家庭裁判所の許可を得れば
相続開始前(被相続人の生前)に行うことも可能です。
一部相続人の遺留分を侵害した遺言(「一人に全財産を相続させる」、
など)
を残す場合、事前に遺留分を放棄してもらうことができれば、
より確実に遺言の内容を実現することができます。

これに対し、相続開始前の相続放棄は認められておりません
生前でも相続放棄できる、と誤解している人がいるので注意です

もう一つのポイントは、
相続放棄は相続権を失う制度であるのに対して、遺留分の放棄では、
相続権自体を失うことはありません

つまり、遺留分を放棄した相続人にも、法定相続分相当の相続財産を
受け取る権利はあります。

どうでしょうか。
二つの制度の概要と違いをイメージできましたか?

ご自身の相続を考えるときに、ぜひ2つの「放棄」について、
押さえておいてくださいね。

今週も、インフルエンザ・ノロウイルスに気をつけて、
元気にがんばりましょう

























テーマ:生活向上のために - ジャンル:ライフ

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山下江法律事務所の相続アドバイザーと学ぶ ♪はなまるエンディングプラン


山下江法律事務所【広島弁護士会所属】で活躍する相続アドバイザー【NPO法人相続アドバイザー協議会認定会員】2名と、相続やエンディングプランについて学びながら、人生の質(QOL)をどんどん向上させましょう。

プロフィール

山下江法律事務所相続アドバイザー

Author:山下江法律事務所相続アドバイザー
 NPO法人相続アドバイザー協議会®で40時間の研修を修了した同法人認定会員の相続アドバイザーです。
 相続問題はある日突然、誰にでも起こります。大事な人を失った悲しみの最中、何から始めれば良いのかわからない、といった状況に陥る方が少しでも減るよう、広島で活動していきたいと考えています。

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