親の面倒をみたのに、他の兄妹と均等に相続なんて・・・

 こんにちは、相続アドバイザーの今井絵美です

季節の変わり目は、温かくなったり寒くなったり
が交互にやってきますね。
朝晩の冷え込みがゆるくなり、確実に春の訪れを
感じる毎日です。

花粉症の自分にとっては厳しい季節ともいえますが、
以前ブログでも紹介したメガネなどのグッズを駆使し、
なんとか乗り切ろうとおもっています。
相続アドバイザーいまい・めがね

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さて、今日は「寄与分」について考えたいと思います。

相続のご相談では、「親の面倒をみた子」「全く見ていない子」
との間で、遺産分割の話し合いがこじれたケースが少なく
ありません。

親に長年寄り添い、療養介護などの苦労を負担した場合、
相続の場面で、何もしていない兄弟と「均等に分割」と
いわれると、納得ができず、遺産分割の話し合い難航
するようです。

このような問題を調整するための制度が、「寄与分」という考え方
です。

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   「寄与分」とは…

   共同相続人の中に、被相続人の財産の維持または増加について
   “特別の寄与”をしたものがある場合に、他の相続人との間の
   実質的な公平を図るため、その寄与した相続人に対して、
   相続分以上の財産を取得させる制度をいいます。

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ただし、親の面倒をみたら必ず「寄与分」が認められる、
というような単純なものではありません。

そもそも、「寄与分」が認められるのは「共同相続人」に
限られる
ので、介護などをすべて配偶者(妻)がしていた場合、
その妻が寄与分を主張することはできません。
(相続人以外の寄与も、相続人の寄与と同視できる場合は、
妻の介護を夫の寄与分として請求する余地はあります)

また、「寄与分」が認められるには、「特別な寄与行為」と
いえる必要があります。

特別といえるには、通常期待されるような程度を超える貢献が必要です。
子には親の扶養義務があるので、その範囲内での介護・療養では、
「寄与分」の主張は難しいものになります。

まだまだ、「寄与分」の判断には複雑な要素が絡みます。
「我が家のケースはどうなるの?」と気になった方、
ぜひご相談ください


今週も楽しくがんばりましょう

テーマ:生活向上のために - ジャンル:ライフ

[2014/03/17 17:47] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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山下江法律事務所の相続アドバイザーと学ぶ ♪はなまるエンディングプラン


山下江法律事務所【広島弁護士会所属】で活躍する相続アドバイザー【NPO法人相続アドバイザー協議会認定会員】2名と、相続やエンディングプランについて学びながら、人生の質(QOL)をどんどん向上させましょう。

プロフィール

山下江法律事務所相続アドバイザー

Author:山下江法律事務所相続アドバイザー
 NPO法人相続アドバイザー協議会®で40時間の研修を修了した同法人認定会員の相続アドバイザーです。
 相続問題はある日突然、誰にでも起こります。大事な人を失った悲しみの最中、何から始めれば良いのかわからない、といった状況に陥る方が少しでも減るよう、広島で活動していきたいと考えています。

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