おひとりさまと後見制度
 みなさんこんにちは。

山下江法律事務所の
相続アドバイザー今井絵美です


「おひとりさま」


という言葉が昔に比べて
よく使われるようになりました。





その意味は

「結婚をしていない女性」

を指すことが多かったのですが


女性に限らず男性も含められる
ようになり


さらに


離婚や死別で独り身になった方
加わって



「おひとりさま」という言葉の
対象範囲は広がっています。


そして
決して独りぼっちを憐れむような
場面で使われるのではなく


むしろ逆に


自由で優雅な生活をエンジョイしている
方々の肩書のように使われるのを
よく目にします。





終活相続を考える場面では



「いざというときに頼れる家族が
 いない方」


をさして「おひとりさま」と
表現されることがあります。



この意味でのおひとりさまは




①体が動かなくなったときのこと

②判断能力が低下してしまったときのこと

③相続・死亡後の諸手続き




について元気なうちに
しっかりと準備をしておくことが
必要です。


②の準備として

「後見制度」という言葉を
聞いたことがある方は
多いでしょう。


後見制度の中でも「任意後見制度」
を活用すれば


自分の判断能力が低下した際に
誰に財産管理をお願いしたいのか
元気なうちに自分で
選択しておくことができます。


後見人は本人に代わって
財産管理をすることができます。

しかし、注意も必要です。


後見人制度でカバーできるのは
あくまで

②判断能力が低下したときの場合です。




判断能力はあるのだけど

①体は動かない(身体上の障害がある)

という場合には

後見人を付けることはできません。


その場合は、個別の処理について
委任契約を活用したり


包括的な財産管理契約を活用する
などの対応が必要です。



また新しい制度
家族信託」も十分検討の余地が
あるでしょう。


さらに後見制度でカバーできるのは
ご本人が生きている期間のみです。



亡くなったの事務、
例えば葬儀のことや
遺品の処分、行政への諸手続きなどは
後見人の義務ではありませんし
後見人がやりたくても権限がないため
できないこともあります。


死後のもろもろの事務については
別途、死後事務委任契約を活用するか、
家族信託の中で包括的に定めておく
などの対応が必要です。


「私っておひとりさま?」



と思い当たる方
ぜひ早めのご相談をお勧めします。



相続アドバイザーまで
お問い合わせください。



今日はこのへんで。



テーマ:生活向上のために - ジャンル:ライフ

[2016/07/13 23:59] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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山下江法律事務所の相続アドバイザーと学ぶ ♪はなまるエンディングプラン


山下江法律事務所【広島弁護士会所属】で活躍する相続アドバイザー【NPO法人相続アドバイザー協議会認定会員】2名と、相続やエンディングプランについて学びながら、人生の質(QOL)をどんどん向上させましょう。

プロフィール

山下江法律事務所相続アドバイザー

Author:山下江法律事務所相続アドバイザー
 NPO法人相続アドバイザー協議会®で40時間の研修を修了した同法人認定会員の相続アドバイザーです。
 相続問題はある日突然、誰にでも起こります。大事な人を失った悲しみの最中、何から始めれば良いのかわからない、といった状況に陥る方が少しでも減るよう、広島で活動していきたいと考えています。

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