預金は遺産分割の対象か?
こんにちは。
相続アドバイザーブログ
月曜日担当の山口亜由美です。

少し、寒さが緩んできたようですね
しかし、私、バイクに乗らない日が
続いています

意識的にシフトさせている
時間の使い方に影響されて
ライフスタイルも変化するものかも
しれないですね

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さて、今日のお話

世間一般で当然のことのように
行われていることで
実は、法律の定めがないものって
時々あります


だから、常識的にこうだろう!と
思ってやる前には、
専門家にアドバイスを求めた方が
良い
 のですが、
ご本人が「これで良いはず」と
思い込んでいるのだから
残念ながら、事前に相談することって
なかなか無いんですよね

実は、昨年12月19日の大法廷決定で
普通預金債権等について
遺産分割の対象になると判断されたばかり。
遺産分割審判に対する抗告棄却決定に対する許可抗告事件

それまでは、普通預金債権等は
可分債権であって、遺産分割の対象には
ならないとされていました。

うーん、なんだか難しいですね

どういうことかと言いますと、
可分債権というのは性質上分割が可能なので
相続開始と同時に当然に法廷相続分に応じて
分割されていた
  のです。

では、なぜそれがこれまでも
遺産分割協議の対象であるかのように
一般に思われていたかというと
実務上、相続人全員が預貯金を
遺産分割の対象にすることに合意すれば
可能であったし、そうすることによって
より公平な分割が可能になるからです

先述の判例が実務と法律間の溝を
埋めたわけですが、こういった溝は
法律家でなければ見つけられないことが
ほとんど
だと思います。

ですから、このブログの読者の皆さんは
何か実現したいことがある場合には
必ず事前に専門家に相談するように
して下さいね

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さて、私の変わらぬライフスタイル

 
鳥取カニ尽くし

昨年も行った鳥取グルメツアー☆
今年も行って
お腹がはち切れんばかりに
カニを食べて参りました


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[2017/01/30 17:04] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
親と話せる時間はあとたったの○日…
 みなさんこんにちは。
相続アドバイザーの今井絵美です。


突然ですが
あなたが親と過ごせる時間が
あとどれくらいあるか、
考えたことはありますか?


keirou_couple.png 



男性の平均寿命が80.79歳
女性の平均寿命が87.05歳
     (平成27年 厚生労働省調べ)

60歳のお父さんなら

「あと20年か…
 まだまだ当分大丈夫だな」



と思われるでしょうか。



でもちょっと立ち止まって
考えてみてください。


結婚や仕事で実家から
遠く離れて暮らしている人。



実際に親に会うのは
盆と正月とよくてGW…
という方、少なくないと思います。



じゃぁ、その盆と正月とGW。
会ったとして、お父さんと
どれくらい言葉を交わしている
でしょうか。



これはご家庭によりかなり
差があると思いますが
特に父と息子だと



「あまり話さない」



ということもききます。




もし、1回の帰省につき
しっかり会話を交わすのを2時間
と仮定すると…


1回2時間×年3回=年間6時間

6時間×20年=120時間



あくまで上記のような例なら
ということですが



お父さんと話せる時間は
20年どころか、あと120時間。


日にして5日




ということになります。


親が

何が好きで何が嫌いか。

何を大切にして何を大切にしていないのか。

何を引き継ぎたいのか。

子や孫にどうあってほしいのか。


そんな話はきっと
なんだか照れくさいから
なかなか話せないですよね。


久しぶりにあったときの2時間の
会話なんて近況を話していたら
あっという間に過ぎてしまう。


でももし
あと5日しかないとしたら。


あなたはどんな話を親としますか?

親からどんなことを聴きたいですか?

親にどんなことを伝えたいですか?


family_ofuro.png 



相続というと「形のある財産」
の承継ばかりが注目を集めますが


ぜひ「想いの相続」にも
目を向けてみてください。


親から子へ会話の中で引き継がれるもの。


もしお正月に親とゆっくり話が
できなかった、という方は
週末あたり
電話をしてみてはどうでしょうか。




今日はこのへんで。






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[2017/01/25 23:08] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
県外の裁判所に申立…専門家選びは現地VS最寄り?
みなさんこんにちは。
相続アドバイザーの今井絵美です。


寒い日が続きますね。
まだあちらこちらに先日の大雪(?)の
足跡が残っています。



さて,今日は専門家選びのお話です。


相続に関連する裁判手続きには

・遺産分割調停

相続放棄

・限定承認

相続財産管理人選任

などがあります。


これらの申立てを行う
裁判所はどこでもよい
わけではありません。


基本的には被相続人(亡くなった方)
の最後の住所地を管轄する
家庭裁判所に申立てる必要が
あります。

↓コチラから調べることができます。
http://www.courts.go.jp/saiban/kankatu/index.html


例えば
広島市でお亡くなりになった
方の相続に関する裁判手続きは
広島家庭裁判所
といった具合です。



管轄の裁判所が相続人からみて
県外など遠隔地の場合,
手続き大変さが一層増します。


専門家のサポートを受ける場合、
裁判所がある現地の専門家を
探すべきか
自分の最寄りの専門家に頼む
べきか悩まれる方が多いです。

komatta_woman (1)


遺産分割調停で
弁護士に依頼した場合、

調停に弁護士も出廷して
もらうことになるので
自分の最寄りの弁護士だと
期日のたびに日当が発生して
弁護士費用が高くなる可能性が
あります。


ただし、遠方の場合は
電話での調停進行が認められる
場合があるので
そうなると
大幅に日当の負担が
増えることはありません。
(数回は出廷の必要があるので
 ゼロにはなりませんが)


調停の前提として
財産調査(預金残高の照会、不動産の照会)
などを依頼したい場合は
現地の専門家の方がたくさんの
情報をもっていますし
窓口へのフットワークが軽い分
スピードの速さも期待できます。


現地の専門家か最寄りの専門家か

という判断は
一つの答えがあるわけではなく
ケースバイケースで
判断する必要があります。


私たち相続アドバイザー
その判断のお手伝い
はもちろんのこと、
相続アドバイザーの全国ネットワーク
を生かして現地の専門家をコーディネート
も可能です。


困ったときはぜひご相談くださいね。









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[2017/01/18 23:15] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
遺言書が無効!?よかれと思ってしたことが・・・
みなさんこんにちは。
相続アドバイザーの今井絵美です。


新年の決意を新たに
ダイエットとハーフマラソンに向けたトレーニング
を続けております 

その効果はいかに・・・
また結果をご報告しますね


さて,
今日は自筆証書遺言のお話しです。

「自筆証書遺言」って何?
という方はコチラをご覧ください。

↓↓

http://www.hiroshima-sozoku.com/810/81005/



要は遺言書の全文を作成者本人が
手書きで作成する遺言書のことです。


自筆証書遺言は思い立ったら 
紙とペンがあればすぐに
書くことができる,という点で
気軽ですが,


民法で細かく書き方のルールが
決められていて
それを守っていないとせっかく
書いた遺言書が「無効」になって
しまうことも・・・


そのルールの一つに



「共同遺言の禁止」(民法975条)
 

というのがあります。


「遺言は,二人以上の者が
 同一の証書ですることができない」


という条文です。


たとえば,


夫婦が子ども達への想いを
一つの遺言書にしたため,
連名で残した


という場合,その遺言書は
無効となります。


また,
以前実際にご相談をいただいた
ケースなのですが

遺言書を作成する過程で
相続人にも全員集まってもらい
内容を確認・納得してもらった上で
遺言書に全員が署名押印した


という方がいらっしゃいました。


family_danran_big.png 


遺言書現物を見ていないので
なんとも言えませんが

1通の遺言書に複数の署名押印を
した場合,

そもそも「誰の遺言なのか?」
ということが特定できない可能性
があります。


上記のような場合も無効になる
リスクが高いといえます。


遺言書は連名・共同作成はできない。

署名押印は作成者1名分のみ。


これから自筆証書遺言を作成
される方はかならずこのルールを
守って下さいね。


「自筆証書遺言を書いてはいるが
 書き方がルールに沿っているか
 不安・・・」

という方は,ぜひ山下江法律事務所の
気軽にご相談くださいね。




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[2017/01/11 23:42] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
年末年始は相続のゴールデンウィーク
 みなさんこんにちは。
相続アドバイザーの今井絵美です。



山下江法律事務所は
本日12月28日(水)が
2016年の仕事納めでした



この1年も相続問題に直面したり
将来の相続に不安を抱える多くの方の
お力になれたことをうれしく思います



さて、明日から実家に帰省して
久しぶりに家族と再会…という方が
多いですよね。



そう、この年末年始の1週間が
相続にとってはまさに


「ゴールデンウィーク」


なんですよ。



相続が「争族」に発展してしまう最も
大きな原因は


生前のコミュニケーション不足


です。


お父さん・お母さんは


・ご自身の財産をどう引き継ぎたいのか

・お子様に何をしてほしいのか

・何はしてほしくないのか


はっきり言葉にして伝えてください。



親子だから
阿吽の呼吸で伝わる…

というのは幻想です



私は、残されたお子様が


「本当はどうしてほしかったんだろう」


と途方にくれる姿や


「親はこう考えていたはずだ!」

「そんなはずはない!」


という言い争う姿を
たくさん目にしています。



家族だろうが他人だろうが


自分の思いは言葉にしなくては

伝わりません。



そして、1回で伝わることも
残念ながらほとんどないのです。


「それ去年も聞いたよ~」


とあきれられるくらい
伝えましょう。




では、相続のゴールデンウィークに
子どもの立場からできることは
なんでしょうか。


それは、ずばり取材です。

とくに親への取材。


親の体の自由がきかなくなり
介護が必要になった場合、


・どこで過ごしたいのか

・誰に世話をしてほしいのか

・そのための費用はどうするのか


そんなことを雑談の中で
それとなく話題に出して
聞いてみましょう。


この取材は相続というより
生前の話ですが、

老後のお金の話と相続の話は

つながっています。


正しい相続対策は
親が生き抜いた先にあります。


親が何を大切にしていて

何を大切にしていないのか


それをこの相続ゴールデンウィークに
しっかり取材しましょう。


そして取材した結果を
兄妹でシェアしあえると
さらにいいですね。


いきなり大がかりなことは
難しくても


「今年はこれを伝える」


「今年はこれを聴く」


という項目をたった1つでも
事前に決めておくだけで
違います。


小さくてもいいので
一歩踏み出す年末年始に
しましょうね。

本年もはなまるブログに
お付き合いいただきありがとうございました

------------

クリスマスの3連休は家族で関西へ。

娘はアンパンマンミュージアムで
大はしゃぎ。

相続アドバイザー今井・アンパンマン 

夫は阪神競馬場で大はしゃぎ。

相続アドバイザー今井・阪神競馬場 

私は…初IKEAで大はしゃぎ。


今年も無事サンタさんが
我が家にきてくれました。

なんとか
おだやかに年を越せそうです。



今年はこのへんで。











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[2016/12/28 23:02] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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山下江法律事務所の相続アドバイザーと学ぶ ♪はなまるエンディングプラン


山下江法律事務所【広島弁護士会所属】で活躍する相続アドバイザー【NPO法人相続アドバイザー協議会認定会員】2名と、相続やエンディングプランについて学びながら、人生の質(QOL)をどんどん向上させましょう。

プロフィール

山下江法律事務所相続アドバイザー

Author:山下江法律事務所相続アドバイザー
 NPO法人相続アドバイザー協議会®で40時間の研修を修了した同法人認定会員の相続アドバイザーです。
 相続問題はある日突然、誰にでも起こります。大事な人を失った悲しみの最中、何から始めれば良いのかわからない、といった状況に陥る方が少しでも減るよう、広島で活動していきたいと考えています。

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