ダメ!やりっぱなしの相続対策。
みなさんこんにちは。
相続アドバイザーの今井絵美です。
 

2月5日(日)に
香川丸亀国際ハーフマラソン
に挑戦しました。

丸亀マラソンHP 

丸亀マラソン・今井


ハーフマラソンの走行距離は
21.0975㎞


走ったことのない人には
途方もなく長い距離に感じるかも
しれませんね。


私は目標を設定していました。

2時間以内にゴールしたい

という目標です。


しかし,当然ながら
目標と立てただけでは
達成されるはずもありません。


21㎞を2時間で走るためには
1㎞を5分30~40秒で走る
必要があります。


しかも,5分30秒で1㎞だけ走る・・・
なら簡単かもしれませんが,
それを21㎞

「続けられる」

ことが必須です。


または,余力のあるときには
1㎞5分,後半は1㎞6分・・・
というペース配分が有効な方も
いるでしょう。


そして,ペース配分を決めたら
そのペースを守れるように
トレーニングをして

本番では1㎞ごとに
タイムを検証していきます。

そうすることで

「予定通りのペースだな」

とか

「あ,少しペースが落ちてきてる
 からもう少し上げていこう」

とか

微調整ができるのです。


仮に

スタートのときに時計を見て
次に時計を見るのは
ゴールのとき

としたら
目標を達成する可能性は
高いでしょうか,低いでしょうか。


また,スタートしてから
タイムを確認したのが
残り3㎞のとき・・・

という場合,調整が簡単でしょうか
難しいでしょうか。


これを相続に置き換えて
考えてみましょう。


ハーフマラソンは誰にとっても
ゴールは

21.0975㎞ですが

私たちの相続対策の
ゴールは一人一人
違います。


・先祖から引き継いだ
 財産を減らすことなく
 守っていきたい

・子ども達が争わない
 ようにしたい

・残された家族の税金の
 負担が軽くなるように

・障害のある家族が
 困らないように


相続(親の死,配偶者の死,自分の死)
を迎えるにあたり

実現をしたいことは何か
避けたいことは何か

これを元気な「今」から
考えておく必要があります。


これがあなたの相続対策の
「ゴール」になります。

そのために手段は無数にあります。

しかし,
どれも一朝一夕に実現する
ものとは限りません。

あなたのゴールにとって
ベストな対策が
10年の時間をかけて
やることかもしれません。

また,
歳を重ねるごとに
考え方が変化し,
ゴールそのものが若干変化
したり,

ゴールは変わらないけども
ベストな手段が変わることも
あります。

つまり,
相続対策は一度実行して
終わり

というものではなく
定期的に確認とチェックを
して初めてベストなものとなります。


マラソンの場合,
1㎞ごとにタイムを確認して
走る速度を微調整するのと
同様,

相続対策についても
毎年

・家族の状況(相続人の確認)
・資産状況
・取り巻く環境

これらの「変化」を確認し,
専門家の力を借りながら
対策の内容を微調整していく
必要があります。


具体的には

「遺言書」


遺言書を1回書いたら数十年も
そのまま

という方がいますが
それはお薦めしません。


家族の家計状況,健康状況
自分の資産状況
地域や社会の環境

これらは10年違えば
大きく変化します。

「今書いたら
 そんな内容にはしない」

という遺言書をそのままに
しておくことは
要らぬ混乱・紛争を招きます。


相続対策の定期的な確認とチェックに
ぜひ相続アドバイザーを
ご活用ください。

ちなみに私のマラソンの結果が
どうだったかというと・・・

丸亀マラソン記録証


2時間9分・・・


惜しくも(ないですが)
目標達成ならず。

日々のトレーニング(備え)
が今一歩足りませんでした。

次の大会でリベンジです。


今日はこの辺で。

テーマ:生活向上のために - ジャンル:ライフ

[2017/02/08 23:31] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
節税目的の養子縁組ってアリなん?
 みなさんこんにちは。
相続アドバイザーの今井絵美です。



お客様の人生の大切な一幕である
「相続」をはなまるなものに
するため、日々研鑽に努めています。


相続に関する情報・知識をつけるのは
もちろん
のこと、

・お悩みを聴くときに必要なスキル
・分かりやすく伝えるためのプレゼンスキル
・よい結果を出していただくための
 コンサルスキル。

こんなことにも力を注いでいます。


週末はそんな学びのため
神戸に行ってまいりました。

決して、
神戸牛が食べたい…とか
中華街に行きたい…とか
アウトレットモールに行きたい…とか
不純な動機ではありません。


あくまで
学びのため!です。


F603D358-.jpg 






さて、

「不純な動機」つながり…

というわけではないのですが


「相続税を節税したい」


という目的でした

養子縁組はそもそも有効なのか



という問題に最高裁が初めて
判断を示しました。


最高裁の判断は「有効」


そもそも
節税のための養子縁組という
のは実は富裕層を中心として
これまでも広く行われてきました。


なぜ養子縁組が節税になるかを
ざっくり説明しますね。

例えば
相続税の基礎控除額(相続税がかからない範囲)
は、次の式で計算されます。


3000万円+600万円×法定相続人の数

※H26.12.31以前に亡くなった方の
 相続は別の計算式となります。


つまり、
法定相続人が
妻と子3人(計4人)という
夫が亡くなった場合、


3000万円+600万円×4人=5400万円


となり、相続財産が5400万円以下の
場合は相続税がかからない、
5400万円を超えた部分に相続税が
かかる、ということです。

この夫が、仮に孫の一人と養子縁組
をすると、法律上は子が4人
法定相続人は妻を合わせて5人
となるので


3000万円+600万円×5人=6000万円


基礎控除額が6000万円となります。


このように
養子縁組をすれば
「法定相続人」が増えるので
基礎控除額(税金がかからない範囲)が
大きくなり、結果として支払う相続税額が
押さえられる、といういことなのです。

これ以外にも生命保険や死亡退職金の
非課税枠も法定相続人の数をもとに
計算されるため節税の効果がでます。


※相続税の計算に考慮できる
 養子の数には上限があります。


これまでも行われてきた節税目的の
養子縁組、一体何が問題になったの
かというと養子縁組について
民法にこんな規定があるんです。


人違いその他の事由によって
 当事者間に縁組をする意思がないとき」
はその養子縁組は無効ですよ
(民法第802号第1号)


そこで(推測ですが)
養子縁組によって自分の
取り分が減っておもしろくない
相続人が



「節税が目的の養子縁組なんて
そもそも本人たちに親子になる
意思なんてないんだから
それは縁組の意思がないのと
同じじゃろー」


といって、養子縁組は無効と
主張した、ということです。


裁判所としては

「専ら相続税の節税のために
 養子縁組をする場合であっても,
 直ちに当該養子縁組について
 民法802条1号にいう
 『当事者間に縁組をする意思がないとき』
 に当たるとすることはできない。」


として
節税目的の養子縁組は

有効(無効とまではいえない)

と判断したのでした。


動機がどうであれ
養子縁組をする意思はあった

ということですかね。


私も神戸行きの動機が
どうであれ、学ぶ意思は
あったのですよ。


本当ですよ。

274E96CF-.jpg 



今日はこのへんで。






 


























テーマ:生活向上のために - ジャンル:ライフ

[2017/02/01 23:16] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
預金は遺産分割の対象か?
こんにちは。
相続アドバイザーブログ
月曜日担当の山口亜由美です。

少し、寒さが緩んできたようですね
しかし、私、バイクに乗らない日が
続いています

意識的にシフトさせている
時間の使い方に影響されて
ライフスタイルも変化するものかも
しれないですね

 ***************************************
さて、今日のお話

世間一般で当然のことのように
行われていることで
実は、法律の定めがないものって
時々あります


だから、常識的にこうだろう!と
思ってやる前には、
専門家にアドバイスを求めた方が
良い
 のですが、
ご本人が「これで良いはず」と
思い込んでいるのだから
残念ながら、事前に相談することって
なかなか無いんですよね

実は、昨年12月19日の大法廷決定で
普通預金債権等について
遺産分割の対象になると判断されたばかり。
遺産分割審判に対する抗告棄却決定に対する許可抗告事件

それまでは、普通預金債権等は
可分債権であって、遺産分割の対象には
ならないとされていました。

うーん、なんだか難しいですね

どういうことかと言いますと、
可分債権というのは性質上分割が可能なので
相続開始と同時に当然に法廷相続分に応じて
分割されていた
  のです。

では、なぜそれがこれまでも
遺産分割協議の対象であるかのように
一般に思われていたかというと
実務上、相続人全員が預貯金を
遺産分割の対象にすることに合意すれば
可能であったし、そうすることによって
より公平な分割が可能になるからです

先述の判例が実務と法律間の溝を
埋めたわけですが、こういった溝は
法律家でなければ見つけられないことが
ほとんど
だと思います。

ですから、このブログの読者の皆さんは
何か実現したいことがある場合には
必ず事前に専門家に相談するように
して下さいね

***************************************

さて、私の変わらぬライフスタイル

 
鳥取カニ尽くし

昨年も行った鳥取グルメツアー☆
今年も行って
お腹がはち切れんばかりに
カニを食べて参りました


テーマ:生活向上のために - ジャンル:ライフ

[2017/01/30 17:04] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
親と話せる時間はあとたったの○日…
 みなさんこんにちは。
相続アドバイザーの今井絵美です。


突然ですが
あなたが親と過ごせる時間が
あとどれくらいあるか、
考えたことはありますか?


keirou_couple.png 



男性の平均寿命が80.79歳
女性の平均寿命が87.05歳
     (平成27年 厚生労働省調べ)

60歳のお父さんなら

「あと20年か…
 まだまだ当分大丈夫だな」



と思われるでしょうか。



でもちょっと立ち止まって
考えてみてください。


結婚や仕事で実家から
遠く離れて暮らしている人。



実際に親に会うのは
盆と正月とよくてGW…
という方、少なくないと思います。



じゃぁ、その盆と正月とGW。
会ったとして、お父さんと
どれくらい言葉を交わしている
でしょうか。



これはご家庭によりかなり
差があると思いますが
特に父と息子だと



「あまり話さない」



ということもききます。




もし、1回の帰省につき
しっかり会話を交わすのを2時間
と仮定すると…


1回2時間×年3回=年間6時間

6時間×20年=120時間



あくまで上記のような例なら
ということですが



お父さんと話せる時間は
20年どころか、あと120時間。


日にして5日




ということになります。


親が

何が好きで何が嫌いか。

何を大切にして何を大切にしていないのか。

何を引き継ぎたいのか。

子や孫にどうあってほしいのか。


そんな話はきっと
なんだか照れくさいから
なかなか話せないですよね。


久しぶりにあったときの2時間の
会話なんて近況を話していたら
あっという間に過ぎてしまう。


でももし
あと5日しかないとしたら。


あなたはどんな話を親としますか?

親からどんなことを聴きたいですか?

親にどんなことを伝えたいですか?


family_ofuro.png 



相続というと「形のある財産」
の承継ばかりが注目を集めますが


ぜひ「想いの相続」にも
目を向けてみてください。


親から子へ会話の中で引き継がれるもの。


もしお正月に親とゆっくり話が
できなかった、という方は
週末あたり
電話をしてみてはどうでしょうか。




今日はこのへんで。






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[2017/01/25 23:08] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
県外の裁判所に申立…専門家選びは現地VS最寄り?
みなさんこんにちは。
相続アドバイザーの今井絵美です。


寒い日が続きますね。
まだあちらこちらに先日の大雪(?)の
足跡が残っています。



さて,今日は専門家選びのお話です。


相続に関連する裁判手続きには

・遺産分割調停

相続放棄

・限定承認

相続財産管理人選任

などがあります。


これらの申立てを行う
裁判所はどこでもよい
わけではありません。


基本的には被相続人(亡くなった方)
の最後の住所地を管轄する
家庭裁判所に申立てる必要が
あります。

↓コチラから調べることができます。
http://www.courts.go.jp/saiban/kankatu/index.html


例えば
広島市でお亡くなりになった
方の相続に関する裁判手続きは
広島家庭裁判所
といった具合です。



管轄の裁判所が相続人からみて
県外など遠隔地の場合,
手続き大変さが一層増します。


専門家のサポートを受ける場合、
裁判所がある現地の専門家を
探すべきか
自分の最寄りの専門家に頼む
べきか悩まれる方が多いです。

komatta_woman (1)


遺産分割調停で
弁護士に依頼した場合、

調停に弁護士も出廷して
もらうことになるので
自分の最寄りの弁護士だと
期日のたびに日当が発生して
弁護士費用が高くなる可能性が
あります。


ただし、遠方の場合は
電話での調停進行が認められる
場合があるので
そうなると
大幅に日当の負担が
増えることはありません。
(数回は出廷の必要があるので
 ゼロにはなりませんが)


調停の前提として
財産調査(預金残高の照会、不動産の照会)
などを依頼したい場合は
現地の専門家の方がたくさんの
情報をもっていますし
窓口へのフットワークが軽い分
スピードの速さも期待できます。


現地の専門家か最寄りの専門家か

という判断は
一つの答えがあるわけではなく
ケースバイケースで
判断する必要があります。


私たち相続アドバイザー
その判断のお手伝い
はもちろんのこと、
相続アドバイザーの全国ネットワーク
を生かして現地の専門家をコーディネート
も可能です。


困ったときはぜひご相談くださいね。









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[2017/01/18 23:15] | 相続豆知識 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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山下江法律事務所の相続アドバイザーと学ぶ ♪はなまるエンディングプラン


山下江法律事務所【広島弁護士会所属】で活躍する相続アドバイザー【NPO法人相続アドバイザー協議会認定会員】2名と、相続やエンディングプランについて学びながら、人生の質(QOL)をどんどん向上させましょう。

プロフィール

山下江法律事務所相続アドバイザー

Author:山下江法律事務所相続アドバイザー
 NPO法人相続アドバイザー協議会®で40時間の研修を修了した同法人認定会員の相続アドバイザーです。
 相続問題はある日突然、誰にでも起こります。大事な人を失った悲しみの最中、何から始めれば良いのかわからない、といった状況に陥る方が少しでも減るよう、広島で活動していきたいと考えています。

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